シンガポールで住む場所やコンドを選ぶ時、「何を優先するべきなんだろう?」と悩む方も多いはず。
駅からの距離、エリアの雰囲気、子どもの学校、スーパーの近さ、コンドの築年数…。
実際に考え始めると、気になるポイントはたくさんありますよね。
我が家も引っ越しを経験し、改めて「ここは重視してよかった」「これは意外と大事だった」と感じることがいろいろありました。
今回は、実際にシンガポールで生活している目線で、住むエリアやコンド選びの際に感じたポイントをまとめます。
これから渡星予定の方や、シンガポール内で引っ越しを考えている方の参考になればうれしいです。
コンド選びの基準
渡星したばかりの方やこれから渡星予定の方は特に、「何を優先するべきか」が日本と違って難しいですよね。
コンドの築年数や広さ、エリアの雰囲気や駅までの距離、子どもの学校、買い物のしやすさなど、実際に考えるポイントはたくさんあります。
ここでは、我が家が実際にコンド探しをする中で気になったことや、住んでみて「大事だったな」と感じたポイントをまとめます。
予算
早速現実的な話にはなりますが、コンド選びでは、まず予算で絞って調べ始めるのが最初のステップ。
駐在であれば会社が負担してくれるものの、家賃の上限が決まっているところも多いはず。
実際に住むことができる予算のコンドに絞って探していく必要があります。
コンドの間取り(広さや部屋数)
日本の家選びと同じで、コンドの間取りは大きなポイントのひとつ。
家族の人数や生活スタイルに合わせて、部屋数を決めるのが予算の次のステップかなと思います。
一般的に、子どもがいる場合2bedroomか3bedroomに住んでいる家族が多いイメージ。
- 部屋数
- 家全体の広さ
- キッチンの広さ
- リビングの広さ
- お風呂とトイレの数
- 浴槽の有無
- ベランダの有無
- 収納の使いやすさ
- 家の中の動線
などがチェックポイント。
- 部屋数にこだわりがある
- 部屋数は少なくてもいいけどリビングの広さが重要
- 浴槽は絶対に欲しい
- 広いキッチンがいい
など、それぞれのこだわりに合わせて最優先事項を決めていくと良いと思います。

個人的に新しい家に住み始めるまで盲点だったのが、家の中の動線。
前の家と比べて家の中で歩く距離がかなり長くなり、床が大理石で硬いこともあって足の裏の疲労感がすごいことに。
コンドの築年数
シンガポールのコンドは、日本のマンションと比べても築年数による家の劣化具合や雰囲気がかなり違うように感じます。
ある程度長く住み続けられるように設計されている日本の建物に対して、シンガポールはそこまで長く住むことを前提として作られていないイメージ。
シンガポールのコンドの特徴としては、
“築浅だときれいだけど少し狭い、築年数が経つと古いけど広々としている“傾向があります。
- 新築〜5年以内:ピカピカ、新しくてきれい。ちょっと狭い。
- 5〜10年:そこそこきれいだけど水回りが気になり始める。
- 10〜15年:少し古さを感じるものの広々としている。
- 15年以上〜:水回りをはじめ、古さや汚れの蓄積を感じる。
きれいさと広さどちらを優先するかによって、どのくらいの築年数を選ぶべきかが変わってきます。
日当たりや景色
コンドの部屋の向きや立地によって日当たりや景色の良さが変わってきます。
これは日本の家でも同じですが、日当たりや景色を重視したい方は実際に内見に行ってチェックしてみてください。
ファシリティの充実度
シンガポールのコンドには、プールやジム、子ども向けのプレグラ、バーベキューピットなど、たくさんの共用設備があります。
コンドによって、それらファシリティの充実度は大きく異なります。
子どもがいる家庭だとプールやプレグラの様子、アウトドア派はバーベキューピットの詳細をしっかりチェックしておくと◎
利便性(駅やバス停への近さ)
シンガポールでは車を持っていない家庭も多いので、駅やバス停への近さもかなり重要。
特に暑さが厳しい時期や突然のスコールを考えると、駅やバス停までどのくらい歩くかは生活に影響してきます。
駅やバス停までの時間と個人的な見解
- 直結:最高
- 5分以内:ベター
- 10分以内:許容範囲
- それ以上:結構きつい
暑さが苦手な方やスコールに行動を左右されたくない方には駅直結のコンドがおすすめ。
少しくらい濡れても良いという場合は、個人的には徒歩5分以内で駅やバス停に着ければ良いかなと思います。
買い物のしやすさ
毎日の生活を考えると、買い物のしやすさも大切ですよね。
近くにスーパーやホーカーがあるだけで、日々の負担や過ごしやすさが変わってきます。
- スーパー
→ローカルスーパーと日系スーパーのどちらも近くにあれば最高 - ホーカー
→買い物帰りに寄れると便利
外はとにかく暑さが厳しいので、買い物した荷物を持ってスーパーから家まで歩いて帰るのも一苦労。
徒歩圏内や、バスでサクッと行けるようなところにスーパーがあると生活が楽になります。
エリアの雰囲気
シンガポールは狭い国ながら、エリアごとに雰囲気が異なります。
都会的で便利な場所もあれば、落ち着いた住宅街のようなエリアもあるので、「自分たちに合う空気感」も大事だなと感じました。
シンガポールの全てのエリアを紹介すると長くなってしまうのですが、ざっくりと紹介します。
- シティエリア
→ビジネス街やショッピング街、繁華街(CBDエリアやオーチャードなど)はお店もたくさんあって賑やか。利便性も良いものの、意外とスーパーが近くになかったりすることも。 - 少し離れた落ち着いたエリア
→チョンバルやレッドヒル、カトンなど、落ち着いているけどおしゃれなカフェも点在する。シティエリアへのアクセスも悪くないのでバランスが良いイメージ。 - 郊外
→静かな雰囲気で、エリアごとにモールやスーパーがあるので、住んでいるエリア内である程度事足りる。
エリアの雰囲気を重視する方は、平日と休日、昼間と夜など、何回か訪れてみると安心かもしれません◎
子どもの学校や幼稚園
子どもがいる家庭の場合、学校や幼稚園との距離はかなり大きなポイントになると思います。
送迎時間や朝の移動、習い事との兼ね合いなど、毎日の積み重ねが生活のしやすさに影響してきます。
日本人学校の場合
日本人学校はシンガポールを縦に半分に分けた東側がチャンギ校区、西側がクレメンティ校区となっているので、どちらか行きたい学校がある場合はエリア内に住む必要があります。
また日本人学校は、スクールバスが停まるバスストップが予め決められています。
朝早い時間に出発することや親の送迎が必要なことから、目の前にバスが停まるコンドを選ぶのがベスト。
バスストップになっていないコンドを選んでも、送迎が苦じゃなければもちろんOK。
でも毎日のことなので生活に大きく関わってくると思っておいた方が良いかもしれません。
インターナショナルスクール
インターナショナルスクールは、学校によってスクールバスの送迎範囲が限られていることがあります。
送迎範囲の中でも、学校とコンドの距離が遠ければ遠いほどバス代が高くなってしまうことも。
そのため学校を選んでから、その近くや通いやすいエリアのコンドを選ぶ方が多いイメージがあります。
子どもの年齢がある程度大きくなると、自力で電車やバスを使って通うこともできます。
幼稚園
インターと日系はスクールバスがある幼稚園が多いイメージ。
ローカルは規模が大きめの幼稚園はスクールバスと送迎を選べることもありますが、送迎のみの幼稚園もあるはず。
行きたい幼稚園が決まっている場合は、スクールバスの送迎範囲内だったり、送迎しやすいコンドを選ぶのがおすすめです。
日本人の割合
これは気にする人は気にするし、気にしない人は全然気にならないと思いますが、一応。
日本人が多い方が安心だという方は日本人がたくさんいるコンド、
必要以上に日本人同士での関わりを持ちたくないという方は日本人が少なめのコンドやエリアを選ぶという基準もあります。
コンド選びのポイント
コンド選びでは条件を並べ始めるとキリがありませんが、最終的には「自分たちがどんな暮らしをしたいか」がかなり大事だと感じました。
例えば、
- いろいろなところに出かけたいので利便性が重要
- 多少便が悪くても落ち着いたエリアに住みたい
- 家の広さが最優先
- スクールバスが停まるのはマスト条件
- 景色の良い家に住みたい
などなど。
通勤、子育て、休日の過ごし方などをイメージしながら考えると、優先順位も見えやすくなる気がします。
我が家が重視したポイント
コンド選びでは人によって重視するポイントがかなり違うと思いますが、我が家も「これは譲れない」と感じる部分がいくつかありました。
もちろんすべて理想通りというのは難しいものの、優先順位をある程度決めておくことで、エリアや物件を選びやすくなった気がします。
ここでは、実際に引っ越しを経験して感じた「我が家が特に重視したポイント」を紹介します。
- 部屋数
→1部屋増やすのが引越しの目的でした。 - ファシリティ
→プールやプレグラなどのファシリティにもこだわりました。 - 住みたい雰囲気のエリアに絞った
→落ち着いたエリアに住みたかったので、エリアをある程度絞ってコンド選びをしました。
優先順位の高さはこんな感じ。
実際にたくさんのコンドを内見してみて、「ここはいいな」「ここはあんまりかも」と感じた直感も大切にしつつ、コンドを選びました。
さいごに
シンガポールのコンド選びやエリア選びは、考えることが本当にたくさんあるなと改めて感じました。
便利さを重視するのか、落ち着いた雰囲気を優先するのか、子育てのしやすさを大切にするのかによっても、合う場所はかなり変わると思います。
実際に住んでみて初めて気づくことも多いですが、少しでも生活をイメージしながら考えることで、自分たちに合う暮らしが見つけやすくなるかもしれません。
これからシンガポールで住まい探しをする方の参考になればうれしいです。
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