シンガポールは、海外旅行先として人気が高い国ですが、実際に行ってみると「え、そうなの?」と驚くポイントが意外とあります。
急なスコール、強すぎる冷房、キャッシュレス文化、聞き取れない英語…。
今回は、シンガポール在住者だからこそ分かる“知っておくと本当に助かる心得”を20個にまとめました。
天気&気候の心得

シンガポールは一年中暑い国ですが、実際に住んでみると想像以上に天気に振り回されることがあります。
スコールや湿度、屋内外の気温差など、旅行者がつまずきやすいポイントがたくさん。
まずは、旅の快適さを大きく左右する天気と気候の心得から紹介します。
天気予報は当たらない
シンガポールに遊びに来てくれる家族や友だちから「滞在中、雨予報だよ〜!」とよく聞きます。
でも「降水確率90%」でも一日中晴れることもあれば、「晴れマーク」でも突然スコールが来るのは日常。
シンガポールの天気予報は当てにならないので、在住者は天気予報を見ない人がほとんどだと思います。
その代わり、雨雲レーダーを見て、「もう少しで雨が降りそう」なタイミングを察知するのがポイント。
旅行者は傘を持つより、“雨が来たら屋内に避難する”くらいの気楽さで動くほうが快適です。
スコールの雨は傘が役に立たない
シンガポールのスコールは、強い雨が上からだけでなく横からも降ってきます。
風に煽られて傘が全く役に立たないことも多いので、スコールが降ってきたらとにかく雨が止むまで待つのが現実的。
モールで涼んだり、カフェでゆっくり過ごしたり。
スコールで旅行の計画がズレてもいいように、少しゆるめにスケジュールを組んでおくと安心です。
湿度が高すぎる
シンガポールは気温も高いですが、湿度がとにかく高い。
湿度が苦手な人にとっては、肺に空気が届かないような息苦しさを感じることもあるかもしれません。
カメラやスマホのレンズが曇りやすかったり、髪の毛がペッタリしてしまったりと、思わぬ落とし穴も。
写真撮影をたくさんしたい旅行者は、レンズ拭きや髪の毛の湿気対策を準備しておくと安心です。
屋内は冷房が強すぎる
外は高温多湿なシンガポールですが、屋内は冷房が強すぎることがよくあります。
暑い中で街歩きをしたあとだと、冷房の強さで一気にクールダウンできて嬉しいですが、モールやカフェで長時間過ごしていると寒く感じることも。
屋外と屋内の気温差で体調を崩してしまう可能性もあるので、寒がりの方は羽織ものを用意しておくのがおすすめです。
お金&支払いの心得
シンガポールでは、日本と比べてキャッシュレスが圧倒的に進んでいます。
現金を多めに両替してしまうと“使わないまま帰国”ということも。
旅行中のストレスを減らすために、お金や支払いに関する心得を知っておくと安心です。
現金はほぼ使わない
シンガポールでは、支払いはほぼキャッシュレス。
屋台やローカル店でもPayWave(タッチ決済)が普及していて、ほとんどの場所でカード決済が可能です。
現金はほとんど使う場面がないので、現金を多めに両替すると余ってしまうかもしれません。
少額だけ両替して、あとはカードでOKだと思っていて問題ありません。
レストランはチップ不要
シンガポールはチップ文化がないので、日本と同じ感覚で大丈夫。
レストランではサービス料が10%自動で加算されるため、追加でチップを払う必要はありません。
コミュニケーションの心得

シンガポールでは、4つの公用語がありますが、基本的に英語が話せれば旅行中に困ることはほとんどありません。
でもシンガポールは多国籍国家なので、人によって英語の発音やアクセント、スピードもさまざま。
旅行者でも安心できるコミュニケーションのコツをまとめました。
英語が聞き取れない
シンガポールは多国籍な国なので、英語の発音やアクセント、スピードも本当にさまざま。
英語を話せる人にとっても、シンガポールの英語は聞き取るのが難しいと言われています。
早口の店員さん、独特の発音(シングリッシュ)など、在住者でも聞き返すことは少なくありません。
聞き取れなかったときに聞き返すのは失礼に当たらないので、“Sorry?”や“One more time, please?”と気軽に聞き返してみてください。
簡単英語の方が伝わる
日本の学校で英語を学んだことがある人にとって、英語は長い文章の方が丁寧だと聞いたことがある方もいるかもしれません。
でもシンガポールでは、長い英語よりも短く区切ったシンプルな英語の方が伝わります。
“This one, please.”や“No ice, please.”、“Table for two.”など。
特にホーカーなどでは簡単な英語の方がお店の人にとっても聞き取りやすかったりするようです。
移動の心得

シンガポールはコンパクトな国ですが、移動に関しても心得ておくと良いポイントがいくつかあります。
旅行中に体力を無駄に消耗しないための、移動のリアルをご紹介します。
徒歩10分は“日本の徒歩10分”と別物
日本で「徒歩10分」と聞くと、そこまで遠いイメージはないですよね。
でも同じ10分でも、シンガポールでは日差しや湿度、排気熱などで、体感温度は想像以上。
たった“徒歩10分”のつもりが、体力を大きく削られることもあります。
一日中観光するスケジュールを組んでいる場合、適度にGrabやタクシーを使って体力を温存するのがおすすめです。
“徒歩ルート”が信用できない
Googleマップなどで「歩けるルート」だと表示されても、実際は歩道や横断歩道がなかったり、工事中で通れないことも多々あります。
特に観光地周辺は工事が多いので、注意が必要です。
時間も体力も消耗してしまうので、無理せずタクシーを活用しながら移動してみてください。
タクシーはGrabなどのアプリがおすすめ
シンガポールでは、タクシーアプリを使うのが基本なので、流しのタクシーは捕まらないことが多いです。
メジャーなアプリは”Grab“や”Gojek“、”ComfortDelGro“など。
アプリでタクシーを利用すると、事前に料金が確定していたり目安がわかりやすいので、トラブル回避にもなります。
モールや施設の心得

シンガポールはショッピングモール文化なので、休日はモールが大賑わい。
建物同士がつながっていたり、トイレやエレベーターが見つけづらかったり、慣れていないと迷うこともあるかもしれません。
そこでここではモールや施設で気をつけたいポイントをまとめました。
モール内の連結が迷いやすい
シンガポールのモールは広かったり、地下や2階の渡り廊下で隣の建物とつながっていたりすることもあります。
Googleマップだけではわかりにくいので、慣れていないと迷いやすいです。
在住者でも、「ここつながってそうだから行ってみよう」と冒険すると、全然違って元に戻れなくなったりすることも…。
少し遠回りでも、一度地上に出てみると案外わかりやすかったりするので、まずは建物の出口を探してみるのが◎
トイレやエレベーターの場所が分かりにくい
広いショッピングモールの中でもトイレやエレベーターの場所がわかりにくいことも多々。
特にベビーカーでの旅行だと、エレベーター探しに時間がかかることもあるかもしれません。
シンガポールのショッピングモールでは、「ここは非常口かな?」と思うような扉の奥にトイレやエレベーターが隠れていることもあります。
またモール内のカフェやレストランには、店内にトイレがないことも。
モール共有トイレの場合、場所が結構遠かったりするので、事前にトイレの位置を確認しておくと安心です。
飲食の心得

ローカルフードが楽しめるホーカーやおしゃれなカフェ、人気レストラン…。
食の選択肢が豊富なシンガポールですが、日本とは違うルールや習慣も多く、戸惑う場面もあるかもしれません。
“知らないと焦るポイント”を中心に、旅行者向けに飲食の心得をまとめました。
ホーカーは席取り→注文の順番
ホーカーでは、まず席を確保してから、食べ物の注文に行く順番。
ティッシュやちょっとした荷物で席取りするのが一般的です。
人気のホーカーだと、注文したあとで「席がない!」となってしまうと困るので、最初に席を押さえてから動くようにしましょう。
QRコードの注文が多い
カフェやレストランでは、席にあるQRコードで注文・支払いができることが多いです。
英語が苦手な方にとっては、店員さんと話さなくても注文できるので緊張せずに済むかもしれません。
QRコードを読み込むにはWi-FiやSIMカードで通信できる必要があるので、事前にしっかり準備しておくようにしましょう。
レストランの会計方法が店ごとに違う
レジ会計・テーブル会計など、お店によって方式が違います。
シンガポールで特に主流の方法があるわけでもないので、支払いのタイミングで店員さんに声をかけてみると優しく教えてくれるはずです。
飲み水は基本“買う”と楽
シンガポールの水道水は飲めるとはいえ、観光客はミネラルウォーターの方が安心。
コンビニやスーパー、ホーカーで手軽に買えるので、こまめな水分補給を意識してください。
日本と同じようにコンビニは割高なので、近くにスーパーやホーカーがあれば、少しお得に買うことができます。
またシンガポールのお茶は砂糖が入っていて甘いことがあるので、水を選んだ方が無難かも。
外食はとにかく高い
シンガポールは物価が高いので、外食の値段の高さに驚くかもしれません。
ちょっとカフェでランチするだけでも、家族連れだと平気で1食1万円以上超えてしまいます。
全ての食事でカフェやレストランに行くとかなり高額になるので、ホーカーや軽食をうまく取り入れると旅行費を節約できます。
環境&自然の心得

都会のイメージが強いシンガポールですが、自然がとても近い国でもあります。
安心して旅行を楽しむために、自然との付き合い方も心得のひとつとして紹介します。
虫除けはあったほうがいい
シンガポールではペストコントロールが徹底されているので、中心部では蚊に刺されることはほとんどありません。
でも自然の多い場所や夜の公園などは蚊が多いことも。
東南アジアではデング熱にかかってしまう可能性もあるので、自然に近いエリアに行く場合は虫除けスプレーを使うようにしましょう。
“野生動物”との遭遇がある
リスやオオトカゲ、サル、ニワトリ、クジャク、カワウソなど、シンガポールでは野生動物と遭遇することもあります。
特にニワトリは中心部にもたくさんいるし、少し離れるとリスもよく見かけます。
危険な目に遭わないためにも、食べ物を見せたりむやみに近付いたりしないようにしましょう。
さいごに
シンガポールには、日本とは違うルールや文化がたくさんあります。
でも、ちょっとした“心得”を知っておくだけで、旅のストレスがぐっと減って、より自由に楽しめるはず。
今回まとめた20個のポイントが、旅行を少しでも快適にする手助けになれば嬉しいです。
シンガポールの旅が素敵な思い出になりますように。
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