シンガポール旅行や、在住者の生活で欠かせないホーカー。
安くて美味しいローカルフードを楽しめる場所ですが、注文のときに「英語大丈夫かな?」と不安になる方も多いと思います。
実は、ホーカーで必要な英語はとてもシンプル!
英語が苦手でも、ちょっとしたフレーズさえ知っておけば安心です。
ここでは、わたし自身もよく使っている、超簡単で実際に通じるフレーズを紹介します。
注文のときに使えるフレーズ

食べたいものを伝えるのはとてもシンプル。
最低限、”料理名+please” と言えればOKです。
注文の時に使える定番フレーズ
- ○○, please.(〇〇をください)
- Can I have ○○?(〇〇をいただけますか?)
- Can I get ○○?(〇〇をいただけますか?)
注文のときには、この3つのフレーズを使えたら完璧!笑
例えばこんな感じ。
- Chicken rice, please.(チキンライスをください)
- Can I have a Laksa?(ラクサをいただけますか?)
- Can I get this?(これをいただけますか?)
料理名の発音が難しそうだったら、メニューを指差して「this」と言えば伝わります。
数やサイズを伝えるとき
ホーカーで注文する時、数やサイズを聞かれることがよくあります。
これもとても簡単で、”One” “Two“、”Small” “Large” だけでOK。
- One 〇〇, please.(〇〇をひとつください)
- Can I have two 〇〇s?(〇〇をふたついただけますか?)
- Can I get 〇〇?Small size, please.(小さいサイズの〇〇をください)
シンガポールのローカルフードで例文を作ると…
- One chicken rice, please.(チキンライスをひとつください)
- Can I have two satay, chicken and beef?(サテーを2本、チキンとビーフをください)
- Can I get Hokkien Mee?Small size, please.(小さいサイズのホッケンミーをください)
数は、指を使って伝えるのもアリです。
でも国によって数字を表す指の形が異なるので、伝わりづらかった経験があります。
指を使いつつ、口頭でも数字を言った方が伝わりやすいかもしれません。
店内で食べるorテイクアウト
ホーカーや飲食店で、「お店で食べるか、テイクアウト、どっち?」と聞かれることがよくあります。
だいたい「Having here or Takeaway?」と聞かれるので、
- Having here.(ここで食べます)
- Takeaway.(テイクアウトします)
と答えれば大丈夫です。
日本では持ち帰りのことを「テイクアウト」と言いますが、シンガポールでは「Takeaway(テイクアウェイ)」と言うのがポイント。
丁寧な英語だと、
- I’d like to have it here, please.
- I’d like it for takeaway, please.
と言うこともできますが、ホーカーでは店員さんも急いでいることが多いので、短い言葉で伝えた方が自然です。
支払いで使えるフレーズ
ホーカーで注文できたら、次は支払い。
シンガポールでは、ホーカーを含むほとんどのお店でクレジットカード決済ができます。
現金のみのところは少ないですが、PaynowというQRコード決済のお店もあるので要注意。
支払い方法については「Payment by?」と聞かれることが多いです。
- Paywave(クレジットカードのタッチ決済のこと)
- Cash, please.(現金でお願いします)
旅行で来ている場合は、クレジットカードか現金での支払いがほとんどだと思うので、このどちらかを答えれば大丈夫です。
受け取り時に使えるフレーズ

料理が出来上がると番号を呼ばれたり、渡されるときに声をかけられます。
難しい会話は不要で、“Thank you” と笑顔があれば十分。
これだけで気持ちよくやりとりできます。
- Thank you.(ありがとう)
- Thanks!(カジュアルなお礼)
- Thank you so much!(ちょっと丁寧)
わたしはThank you.もしくはThank you so much.しかほぼ使っていませんが、全然困ることはありません。笑
英語が聞き取れないときの乗り切り方
シンガポールの英語は中国やインドなどいろいろな国の訛りがあって、聞き取りづらいと言われています。
でもシンガポール旅行で英語が聞き取れなくても心配いりません。
指差しや笑顔で対応すれば大体なんとかなります。
“Sorry?” と聞き返したり、相手の指差しに合わせればスムーズにコミュニケーションを取ることができます。
子連れでよく使うフレーズ
子どもと一緒にホーカーやお店に行くときに使えるフレーズもご紹介します。
- Can I have an extra bowl/spoon?(お皿/スプーンをもらえますか?)
- Can I have a kids plate?(子ども用のお皿はありますか?)
- Do you have a kids chair?(キッズチェアはありますか?)
- Do you have a kids menu?(キッズメニューはありますか?)
など。
ほしいもの、使いたいものと簡単なフレーズを組み合わせてみてください。
その他ホーカーで役立つプチ情報

ホーカーでの注文フレーズを覚えたら、あとはちょっとしたコツやルールを知っておくと、さらに安心して楽しめます。
ここでは、シンガポールのホーカーで役立つ、ちょっとしたプチ情報をまとめて紹介します。
ホーカーの席について
ホーカーを利用する際は、注文する前に席を取っておくと安心です。
わたしは普段、ティッシュやちょっとしたポーチ、日傘などを置いて席を取ります。
シンガポールは治安が良いので物を盗まれることは少ないですが、貴重品は置いておかずに持ち歩くようにしましょう。
テーブルは汚れていることも多いので、席を取ったらまずウェットティッシュで拭くことをおすすめします。
東南アジアでの旅行にウェットティッシュは必須アイテム。
また食べ終わった食器はトレーに乗せて返却エリアに返すシステムになっています。
ここ数年で、自分で返却することが義務付けられたので注意が必要です。
たまにお店によっては清掃のスタッフがいて、片付けてくれることもあります。
辛いものに注意
シンガポールでは辛い料理が多く、辛さへの耐性がある人が多いです。
日本人にとっては辛すぎると感じることも多いので、苦手な方は注文のときに確認しておくと安心です。
- Without chili.(チリ抜きで)
- Can I have less spicy?(辛さ控えめでお願いします)
- Is this spicy?(これは辛いですか?)
このように、辛さを確認したり、控えめにするようにお願いしたりして調節してみてください。
さいごに
ホーカーで使える初心者中の初心者向けの英語をご紹介してきました。
英語が話せる人には、この記事を読まれたくないですが…、
わたしと同じように英語が話せない状態でシンガポールに旅行に来る方の参考になっていたら嬉しいです。
シンガポールでは英単語だけで伝わることも多いので、他の英語圏よりもハードルは低いはず。
なので「笑顔で」「はっきりと」「簡潔に」伝えることを意識して、ホーカーで英語を使ってみてください。
英語が話せなくてもシンガポール旅行が楽しいものになりますように!
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