Holland Village駅から徒歩すぐの場所にある「The Art Ground @OHV(アートグラウンド)」は、アートと遊びが融合したユニークな室内プレイグラウンド。
雨の日でも暑い日でも、子どもたちがのびのびと遊べて、感性を刺激する仕掛けがたくさん詰まっています。
今回は実際に訪れてみた感想と、利用方法や料金、子連れで行く際のポイントをまとめました。
The Art Groundとは?

「The Art Ground @OHV」は、シンガポール・ホーランドビレッジ近くにある子どものための創造的な遊び場。
アートと遊びが融合した空間で、雨の日でも思いっきり体を動かせます。
子ども向けアート&プレグラの概要
「The Art Ground(アートグラウンド)」は、遊びを通して子どもたちに芸術体験を提供することを目的としています。
シンガポールでは、こういったアートに関わる施設は比較的料金が安いことが多いのが、とてもありがたいです。
今回はHolland Villageにある施設をご紹介しますが、MountbattenのGood man arts centerにも同じ運営のプレグラがあります。
そちらもたまに利用しているので、また今度ご紹介しますね。
The Art Groundの対象年齢は、0〜9歳程度。
特に、ホーランドビレッジの方の施設は小さい子向けの遊具が多い印象です。
アートと遊具が一体化したコンセプトなので、視覚的にも楽しめて、子どもの知的好奇心が刺激されそうなデザインになっています。
The Art Groundの遊び場の特徴と魅力

館内には、年齢ごとに楽しめるアクティビティが充実。
大型の遊具だけでなく、アート作品のような空間演出が特徴で、子どもはもちろん大人もワクワクするはずです。
ここでは、そんなThe Art Groundならではの魅力をご紹介します。
The Art Groundには、以下のような遊具があります。
- 滑り台とツリーハウスが一体となった大型遊具
- クライミング
- 赤ちゃんにぴったりのカラフルなクッション
- 柔らかいブロック
- おままごとができるキッチンセット
- 隠れ家みたいな絵本コーナー
The Art Groundでは定期的に展示が変わっており、現在は「A Curious Garden」というテーマ。
このテーマは2023年12月から始まっていて、2025年12月まで続くようです。
The Art Ground @OHVのアクセスと予約、料金など
The Art Ground @OHVは、ホーランドビレッジ駅近くの「One Holland Village」というショッピングモールの中にあります。
駅から徒歩6分ほどですが、周辺の雰囲気も良いので、ちょっとしたお散歩にぴったり。
📍 7 Holland Vlg Wy, #01-20, Singapore 275748
🚆 Holland Village駅 出口Bから徒歩6分
🕛 営業時間 9:15〜18:00(45分ごとのスロット制)
🗓 定休日 なし
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予約と料金について

シンガポールの屋内プレグラは、予約なしでふらっと行けるところが多いですが、The Art Groundで遊ぶためには事前予約が必要です。
公式サイトでアカウントを作らなければならないので、少し面倒に感じる方もいるかもしれません。
でもプレグラの雰囲気の良さと楽しさ、料金の手軽さを知ってしまうと、「アカウントを作っておいて良かった!」と思うこと間違いなしです。
The Art Groundの営業時間は9時15分〜18時ですが、45分のスロット制となっています。
9:15〜10:30
10:45〜12:00
13:45〜15:00
15:15〜16:30
16:45〜18:00
これらのスロットの中から行きたい時間を選択して予約します。
事前予約は面倒に感じられることもある一方で、訪れる前に混み具合がわかるのは安心ですよね。
▶︎ 公式サイトの予約ページはこちら
The Art Groundの料金は、以下の通り。
公式サイトから予約をする際にオンライン上で支払います。
平日 | 土日祝 | |
子ども | 5ドル | 10ドル |
大人 | 8ドル | 8ドル |
屋内プレグラの料金としては、かなり良心的。
45分のスロット制なので、子どもの体力を消費しきれるほどたっぷり遊べるというわけではないかもしれませんが、疲れすぎずちょうどいいと思います。
実際に行ってみた感想【レビュー】
The Art Groundは、ずっと気になっていたプレグラのひとつでしたが、実際に訪れてみると、写真だけではわからない発見がたくさんありました。
子どもが特に気に入っていた遊具

The Art Groundに入ると、すぐ目に入るのは滑り台とツリーハウスが一体となった大きめの遊具。
子どもはすぐにその遊具に走っていき、何度も登っては滑ってを繰り返していました。
子どもたちはみんなツリーハウスの上の窓から「おーい!」と手を振っていて、とても微笑ましかったです。
保護者から見て良かった点
大きい子がいると広くて自由に遊べるプレグラの方が楽しいかもしれませんが、小さい子と一緒だと、広すぎたら追いかけるのが大変だったりしますよね。
その点、The Art Groundはこじんまりとしたプレグラなので、全体を見渡しやすかったのが良かったです。
滑り台とツリーハウスが一体となっている大型遊具は近くで見守っていた方が安心ですが、それ以外は高さのある遊具もないので、遠目から見守っていても問題なさそう。
子連れで訪れる際に確認しておきたいポイント

お出かけをスムーズに楽しむためには、事前の準備も大切です。
持ち物やベビーカー事情、授乳・おむつ替えスペースなど、子連れママ・パパに役立つ情報をまとめました。
混雑しやすい時間帯は?
わたしがThe Art Groundを訪れたのは、毎回平日の午前中。
事前予約制ということもあり、ものすごく混んでいるということはありませんでした。
でも小さい子の遊び場なので午前中のスロットが人気のイメージ。(午前中少し遊んで、ランチからのお昼寝というコースかな?)
行きたい日の直前に予約の空き状況を見ると、午前中(特に10:45〜のスロット)は埋まっていることが何度かありました。
ホーランドビレッジの近くに住んでいる方は、9:00〜や夕方のスロットだと予約が取りやすいかもしれません。
保護者の過ごし方
小さい子どもとそのお友だちと一緒に訪れたからか、基本的に子どもが遊んでいるところの近くで見守ることが多かったです。
プレグラの奥の方に、離乳食を食べられるようなテーブルもありました。
子どもがしっかり遊んでくれるタイプの子だったり、ある程度大きかったりすると、テーブルに座って過ごすことができるかもしれません。
靴下は必須!
シンガポールの屋内プレグラのほとんどがそうであるように、The Art Groundでも靴下が必須です。
靴下を忘れると、3ドルで購入する必要があるので要注意。
予約した時間になると受付を済ませ、靴を脱いで近くの靴箱に入れます。
ベビーカー置き場もプレグラの奥の方にあるので安心です。
授乳室などの設備
The Art Groundは小さい子ども向けの施設ということもあって、授乳室も完備。
わたしは利用したことはないのですが、写真を見る限りきれいで使いやすそうです。
おむつ台やミルク用のお湯もあるので、赤ちゃん連れでも安心して訪れることができます。
遊んだあとのおすすめの過ごし方

The Art Groundでたっぷり遊んだあとは、周辺のカフェやレストランでひと息つくのもおすすめ。
子連れでも入りやすいお店をピックアップしました。
Privé Holland Village
The Art Groundと同じショッピングモール(One Holland Village)内にあるので、スムーズに移動できます。
キッズメニューやソファ席もあるので、子連れでも過ごしやすいお店です。
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Little Farms Table, Holland Village – Singapore
ショッピングモール内ではありませんが、近くにあるLittle Farmsもおすすめ。
キッズメニューの種類が豊富なので、子どもの好みに合わせてメニューを選ぶことができます。
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Din Tai Fung @ One Holland Village
カフェではありませんが、チャーハンや麺類を食べれる子だったらランチにぴったり。
たっぷり遊んで、お腹いっぱいになって、そのあとお昼寝してくれたらカフェに移動!というコースも最高ですよね。
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Frankie & Fern’s
ホーランドビレッジ駅の目の前の「Holland Road Shopping Centre」の4階にあるおしゃれなカフェ。
テラス席にはちょっとしたプレイエリアもあるので、遊び足りない子どもにぴったり。
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Frankie & Fern’sについて詳しくご紹介している記事はこちら🌿
さいごに
The Art Groundは、遊びと学びが同時に楽しめる、シンガポールでも貴重なスポット。
シンガポールの中心エリアからは少し離れますが、わざわざ足を伸ばして訪れる価値ありのプレグラだと思います。
シンガポールの屋内プレグラで、靴下は必須。
忘れてしまっても購入はできるけど、ものすごく派手なデザインしかなかったりしますよね。
たかが靴下だけど、親もテンションが上がるものを使いたいので、かわいい靴下をまとめ買いして忘れずに持参するようにしています。
また、子どもが歩けるようになってくると、お出かけのときにリュックを持ってもらったりしていました。
おむつや着替え、水筒など、軽いものを少しだけ入れて。
子ども自身も「がんばってもつよ!」と使命感を感じてくれて頼もしい姿を見ることができます。
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noteでは、写真と一緒にゆるっと日常を綴っています。
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