一時帰国の予定が決まるとワクワク。
友だちと会う予定を決めたり、お土産を買ったりと、「一時帰国を楽しみにシンガポールでの日常を頑張る!」という方も多いのではないでしょうか。
でも、ふとよぎるのが「子連れでの飛行機、どうしよう?」という悩み。
特にシンガポールと日本は6〜7時間ほどフライト時間があるので、深夜便と日中便どちらにするか迷いますよね。
そこで今回はシンガポール在住ママ目線で、深夜便と日中便どちらが良いのか、それぞれの特徴や体験談をご紹介したいと思います。
深夜便と日中便それぞれの特徴

シンガポール⇄日本のフライトは、6〜7時間ほど。
お友だちと話していても「深夜便と日中便、どっちがいいかな?」と悩んでいる話をよく聞きます。
せっかく楽しみな一時帰国、移動でできるだけ大変な思いをしたくないですよね。
まずは深夜便と日中便それぞれの特徴をまとめてみました。
深夜便|子連れフライト
深夜便は、シンガポール発だと22時〜2時台の飛行機に乗って、日本朝6時〜10時台ぐらいに着くイメージ。
日本のどの空港に降り立つかによって、飛行機の時間は変わってきます。
深夜便のメリットとデメリットをまとめてみました👇
メリット | デメリット | |
時間 | 飛行機で眠れるので、翌朝到着したらすぐ活動できる。時間を有効活用できる。 | 眠れなかった場合、翌日不調の可能性。 |
子ども | 子どもが寝てくれると親は楽。 | 寝てくれなかったら、対応が大変。 |
空港 | 空港が空いていて、手続きがスムーズ。 | 空港内のお店が閉まっていると、搭乗までの時間潰しやお土産に困ることがある。 |
以上のメリット・デメリットを見ると、子連れフライトの場合、子どもが寝てくれるかどうかがキーポイント。
比較的どこでも寝てくれるようなタイプであれば、眠くなったら飛行機でも寝てくれそうですが、場所が変わると眠るのが難しいようなタイプだとちょっと不安かもしれません。
日中便|子連れフライト
日中便は文字通り、日中に出発・到着するフライトのこと。
シンガポール⇄日本だと、朝8時〜9時に出発すると、14時〜15時ごろ日本に到着するイメージです。
日中便は、以下のメリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット | |
時間 | 生活リズムを崩さない。 | 移動で時間を使ってしまうので、もったいなく感じる人もいる。 |
子ども | 「子どもを寝かせないといけない!」という任務がないから気楽。 | フライト時間中ずっと子どもの相手をするか、時間潰しを考えておく必要がある。 |
空港 | お店がたくさん空いているので、搭乗までは時間を潰しやすい。 | 時間によっては空港が混んでいる可能性がある。 |
日中便では、子どもがおとなしく席に座っていてくれるか、遊んでいてくれるかがキーポイント。
席から離れて動きたくなってしまったり、大きい声を出してしまったりすると大変かもしれません。
年齢別|深夜便と日中便どっちがいい?

深夜便と日中便のどちらが良いかを考えるとき、子どもの年齢によっても判断が変わってきます。
子どもの年齢ごとに、特徴や体験談をまとめてみたので参考にしてみてください。
0歳〜2歳
2歳までの赤ちゃんは、飛行機の料金がかからない代わりに子どもの席がありません。
そのため大人の膝に抱っこして乗せるか、バシネットを使うことになるはず。
0歳〜2歳の子連れフライトだと、深夜便はやはり何といっても寝てくれるかどうかが肝。
子どもが眠っている間は、バシネットに寝かせられるので、親の体の負担も軽減されます。
深夜便と日中便、それぞれどういったタイプの子どもに向いているかをまとめてみました。
深夜便がおすすめのタイプ | ・夜しっかり寝てくれる。寝ぐずりをしない。 ・日中膝の上でおとなしくできなさそう。 |
日中便がおすすめのタイプ | ・膝の上でおとなしく座っていられる。 ・おもちゃや絵本で長時間遊べる。 ・夜眠ってくれるかどうかが不安。 |
泣いたり騒いだりしてしまうとまわりのお客さんに迷惑をかけてしまうし、深夜便でなかなか寝てくれなかったら相手をしないといけないので親も寝不足になってしまいますよね。

実際、子どもが1歳の頃の深夜便で、長時間泣いてしまったことがあります。自分が眠かったのであやすのも辛く、まわりのお客さんにも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
でも、子どもがしっかり寝てくれた深夜便は自分も眠れたので、翌朝からガッツリお出かけできました!
3歳〜6歳
3歳〜6歳の幼稚園児ぐらいの子どもが一緒だと、席は一席あるので体は少し楽。
でも赤ちゃんの時期と比べて自我が強くなっていたり機嫌によっては大変だったりする年齢ですよね。
深夜便だと、3〜6歳でも寝てくれるかどうかがやはりポイント。
深夜便がおすすめのタイプ | ・夜しっかり寝てくれる。 ・日中おとなしく過ごせなさそう。 |
日中便がおすすめのタイプ | ・おとなしく座って、おもちゃや絵本で長時間遊べる。 ・夜眠ってくれるかどうかが不安。 |
機内の電気が明るかったり、空港で目が覚めてしまったり、環境の変化で眠れない可能性がある場合は日中便の方が安心かもしれません。
飛行機に乗る日はお昼寝をさせないようにしたり、搭乗前にプレグラでしっかり遊ばせたりして、飛行機に乗ったら寝てくれるような工夫が必要です。

5歳ごろに飛行機に乗せたとき、深夜便だとしっかり眠ってくれました。やんちゃなタイプですが、日中便でも本やゲームなど好きなものがあればおとなしく乗ってくれていました。
3歳ぐらいだと、機嫌によっては日中便だと大変だったので、個人的には深夜便で確実に寝てもらうのがおすすめです。
7歳〜
7歳以上のある程度大きい子は、眠いからといって泣いたりすることも少ないはず。
普段と同じような過ごし方をした日であれば、夜中まで起きていたら深夜便でもしっかり寝てくれると思います。
変な時間にお昼寝してしまうことや、逆に興奮してハイになってしまうようなことを避けてさえいたら、深夜便でも問題ないはず。
日中便でも、本やゲーム、動画さえあれば、いくらでもひとりで楽しんでくれるので楽でした。

小学生になってからの深夜便では、座ったまま眠る姿勢が苦しいからか、赤ちゃんの頃と比べると眠りにくそうでした。
寝やすい姿勢を取れるようなグッズを用意しておくと良いかもしれません。
子連れならではのチェックポイント

深夜便と日中便それぞれの特徴をまとめてきましたが、子連れフライトならではのチェックポイントもご紹介します。
フライトの時間をできるだけ快適に過ごせるように、準備できることはしっかり準備しておきたいですよね。
搭乗前の過ごし方
子連れフライトでは、搭乗前の過ごし方も大事。
空港にプレグラがあれば、チェックインから搭乗前までの空き時間にたっぷり遊ばせることができます。
本が好きな子であれば、本屋さんでお気に入りの一冊を見つけたり、食べることが好きな子であれば、好きなお菓子を買っておいたり。
飛行機に乗ってからでは眠ってくれなさそうなタイプの子は、搭乗前に寝かせておくのも手ですよね。
搭乗前の過ごし方も子どものタイプによるとは思うのですが…
- 搭乗直前までガッツリ遊ばせて体力を消費していたら、すぐに眠ってくれるタイプ
- 興奮しすぎると逆に眠れなくなってしまうタイプ
- どんな状況でも寝れるタイプ
- 家以外ではなかなか眠れないタイプ
などなど。
子どものタイプに合わせて、飛行機でおとなしく過ごしてくれるような過ごし方を見つけてみてください。
機内での暇つぶしグッズ
日中便に乗る場合は特に、機内での暇つぶしグッズは必須。
子どもの年齢によって使いやすいものは変わってくると思いますが…
小さい子であれば、
- 絵本やシールブック
- ビジーブック
- マグネットブック
のように、薄くて持ち運びやすいものがあると安心ですよね。
パズルやちょっとしたおもちゃも時間潰しには使えますが、パーツが落ちたりしにくいものを選ぶのがポイントです。
遊び慣れたおもちゃの方がいい子どももいるかもしれませんが、
新しいおもちゃや絵本をこっそり買っておいて、飛行機で初開封すると飽きずに遊んでくれる確率が上がります。
ある程度大きい子だと、ゲームや動画で過ごすことも多いと思います。
親が相手をする必要はないので楽ですが、充電や電波の確認は事前にしておくようにしましょう。
CAさんの対応や配慮
子連れで飛行機に乗ると、CAさんやスタッフの方から配慮していただくことも多いですよね。
航空会社のロゴが入ったおもちゃをもらえたり、機内食のタイミングを確認してくれたり、かゆいところに手が届く対応をしていただけてとても助かりました。
大人ひとりと2歳未満の子で飛行機に乗ったとき、抱っこの状態で機内食を食べるのが難しいと感じた経験があります。
バシネットを使える席を予約していたのですが、必ずしも機内食の時間に子どもが寝てくれるとは限りません。
抱っこの状態で(しかも起きて動いていたらなおさら)、どうやって機内食を食べるのが正解なんだろう?と頭の中がハテナのまま何とか食べ終えた記憶です。
なので、何より機内食のタイミングの配慮は助かりました。
夫も一緒だったフライトのとき、夫とわたしの機内食のタイミングをずらしてくれたので、どちらか機内食を食べていない方が子どもごはんを手伝うことができました。
配慮してくださったおかげで、飛行機での食事を平和に終えることができました。
子連れフライトでおすすめの持ち物
子連れのフライトでは、持ち物や生活リズムなど事前の準備が肝ですよね。
子連れのフライトで持っておくと良い、おすすめのアイテムをご紹介します。
ストローマグや水筒
ストローマグや水筒は、日常的に持ち歩いている人が多いとは思います。
特に小さい子どもだとペットボトルはうまく飲めないことも多いと思うので、飲み慣れたストローマグや水筒があると安心です。
子どもが小さいときに使っていたのはこちら👇
ストロー部分を開けたときに、気圧の関係で中身が飛び出すことがあります。
そうならないために、飛行機で飲む時には、蓋を一度ゆるめてからストロー部分を開けるのがポイントです。
絵本やシールブック
飛行機では時間を潰せるアイテムが必須。
なかでも、絵本やシールブックはかさばりにくいので持ち運びにも便利です。
子どものお気に入りのシリーズやキャラクターのものを用意してみてください。
お菓子
子連れのフライトで持っておきたいアイテムとして、お菓子も代表的です。
食べてくれている間はおとなしいという子もいると思います。お気に入りのお菓子がいくつか手元にあると安心ですよね。
特に、キャラクターパッケージのお菓子には日々助けられています👇
ゲームや動画
ある程度の年齢になってくると、おもちゃや絵本ではなく、ゲームや動画を見て過ごしたい子もいるはず。
フライト中もWi-Fiが使える航空会社もありますが、フライト中はインターネットに繋げられない航空会社もあります。
Netflixでは事前に見たい映像をダウンロードしておけるので、Wi-Fiが使えない飛行機でも見ることができます。
ゲームもスマホも、フライト前に充電がたっぷりあるかどうかを確認しておくようにしましょう。
出先で動画を見るときは、ほとんど音無しで見てもらうことが多い我が家。
飛行機でどうしても音を出したがるとき、ヘッドフォンがあると便利です👇
ネックピロー
小さい子だと、大人の膝に頭を乗せて座面に寝かせたりすることもできますが、大きい子だとそうもいかないですよね。
深夜便でしっかり寝てほしいとき、ネックピローがあると少し寝やすくなると思います。
わたし自身も今回ネックピローを購入してみました👇
シンプルなデザインとコンパクトさがお気に入りです。
さいごに|結局どっちがおすすめ?
子連れでのフライトにおいて、深夜便と日中便それぞれの特徴をご紹介してきました。
「深夜便と日中便、どちらがいい?」という疑問に対する答えは、正直子どものタイプやコンディションによって、変わってくる気がします。
\わたしは深夜便派!/
わたし自身、さまざまな時間の飛行機で一時帰国をしてきました。
子どもが比較的夜しっかり寝てくれるタイプなので、個人的には深夜便の方が楽だなと感じています。
子どものタイプや、到着後の予定などに合わせて、フライトの時間を検討してみてください。
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