こんにちは、ringo .です。
シンガポールで子育てをしていて、「日本と違う!」と驚いたことがいくつかあります。
今回はその中から、特に印象的だった5つをご紹介します。
スーパー|日本のものは値段が高い…

シンガポールで生活していて、スーパーで「日本と違う!」と感じたことは、なんといっても値段が高すぎるということ。
特に日系スーパーでは、日本の野菜が3〜4倍の価格で売られています。
実際に生活し始めて一番驚いたのは、ほうれん草が8ドル(800円以上)だったこと。
お肉やお魚、調味料も軒並み高くて、最初は「買い物が楽しくないな〜」と感じていました。
でも不思議なもので、暮らしているうちにだんだん慣れてきて、“べらぼうに高くないもの”なら気軽に買えるようになってきます。
ちなみに日系スーパーにもローカル野菜(マレーシア産)が並んでいて、これは比較的お手頃。
「どうしても日本の野菜がいい!」というこだわりがなければ、こちらで十分だと思います。
また、日本より高いものが多いなかで、フルーツだけはちょっと別。南国フルーツが豊富で、価格も比較的リーズナブル。フルーツ好きには嬉しい環境かもしれません。
そして、節約したい方にはローカルスーパーやウェットマーケットの利用がおすすめ。上手に使い分けると、食費のコントロールもしやすくなります。
日本に一時帰国した際に、わたしが必ず買ってくるのがこちら。
出汁がしっかり沁み込んだお揚げを入れるだけで、いつもの味噌汁がグッと深みのある味わいに変わります。
忙しい時でも簡単にコクが出せるので、子どもから大人までみんなに喜ばれること間違いなし。
日本からシンガポールに持って帰ろうと思うと、常温保存できるというのもかなり嬉しいポイントですよね。
外食|子連れでも気を張らずに食べられる

シンガポールで外食していて、日本との違いを強く感じたのが、どのお店でもキッズフレンドリーなことです。
日本にいた頃は、子連れでレストランに行くとき「子どもOKのお店かな?」「キッズチェアあるかな?」と、事前に調べるのが当たり前でした。
でもシンガポールでは、子連れNGのお店はほとんどなく、キッズチェアやキッズカトラリーが置いてあるお店が多いんです。店員さんも自然に子どもに優しく接してくれるので、安心して食事ができます。
気を張らずに外食できるから、親もリラックスできるし、子どもも落ち着いて食べてくれる気がします。
……いや、もしかしたら「子どもが落ち着いた」のではなくて、「少し騒いでも親があまり気にしなくなった」だけかもしれませんが。とにかくシンガポールでの外食は子連れでも過ごしやすいのは確か。
子連れで外食しやすい環境は、日本と大きく違うポイントのひとつです。
キッズメニューがあるお店も多いですが、赤ちゃんの時期は離乳食を持ち歩くことも多いはず。
わたし自身、子どもが赤ちゃんの頃は、一時帰国の際には必ず離乳食もいくつか持ち帰っていました。
シンガポールでも手に入るけど、日本と比べるとかなり割高ですよね。たくさん持って帰っても意外と賞味期限が切れちゃうこともあるので、ちょっとだけ買い足すくらいでもちょうどいいかも。
👆我が家でよく持ち帰っていたのはこのシリーズ。
公園・プレグラ|どこで遊ばせる?

公園やプレグラといった子どもの遊び場でも、日本との違いを感じることがあります。
特に驚いたのは、屋内プレグラの料金の高さ。
シンガポールで子どもを遊ばせようと思うと、大きく分けると屋外プレグラ(無料)と、屋内プレグラ(有料)の二択。
涼しくて快適な屋内プレグラに行こうと思うと、子ども1人あたり 20〜30ドルほどかかることが多く、気軽には行けません。
子どもが複数いると出費もかさむため、日常的には朝の涼しい時間に屋外プレグラに行ったり、夕方に近所で自転車やボール遊びをしたりすることが多いです。
とはいえシンガポールは常夏。
暑さが厳しい日や、プレイデートのときなどは、どうしても屋内プレグラに頼りがちになることも。
少しずつ利用頻度も増えてきて、「ここぞというときの遊び場」になりつつあります。
屋内にも無料で楽しめる、ちょっとしたプレグラもあるので、また今度ご紹介させてください。
交通手段|タクシーって安い?

シンガポールに来て驚いたのが、タクシー代の安さ。
全体的に物価が高い印象のあるシンガポールですが、交通費に関しては日本より安いと感じます。
MRTやバスといった公共交通機関も発達していて、主要な場所にはだいたいそんなに苦労することなく行くことができます。
わたしは歩くのも苦じゃないので、15〜20分くらいの距離であれば歩いて移動することも多いです。
でも、どうしようもないのが突然のスコール。
急いでいなければ雨が止むのを待ちますが、そうもいかないときは、タクシーを使わざるを得ません。
特に子連れだと、荷物が多かったり乗り換えが大変だったりして、タクシーを使うタイミングも増えてしまいます。
日本だと、ちょっとした距離でも1000〜2000円かかることもありますし、長距離なら数万円になることも。
一方で、シンガポールではシティエリアから端っこの方まで乗っても20〜30ドル程度。
物価全体の高さを考えると、交通費の安さは本当にありがたく感じます。
キッズフレンドリー|子どもに優しい国

外食に関しても、キッズフレンドリーさが日本と違うとお伝えしましたが、外食以外でもとにかくキッズフレンドリーな国だなと感じる瞬間が多々あります。
街中で出会う方が子どもに対して優しい視線を向けてくれたり、話しかけてくれたり、お菓子をくれたり、日本とは子どもに対する視線が違うように感じます。
普段利用している駅のセキュリティのアンコーとは顔馴染みで、よく笑顔で手を振ってくれたり挨拶を交わしたりするのですが、たまに「ちょっと待っててね」とお菓子をくれることも。
エレベーターやお店の入り口のドアを率先して開けてくれたりする方が多いのも、すごく魅力的だな〜と感じます。
日本でももちろん優しい方もいますが、シンガポールの人は「キッズフレンドリーさ」が遺伝子に組み込まれているのではないかと思うほどナチュラルに優しい。
さいごに|子連れ海外生活で感じた日本との違い

こうして振り返ってみると、日本との違いに戸惑うこともありますが、それもまた海外での子育ての面白さ。慣れると意外と快適に感じることも多いなあと実感しています。
子連れで暮らしていると、病院や食べ物、子ども用品、そして気候との付き合い方など、日本との違いを感じる場面は本当にたくさん。
今回はその中から、特に印象的だった5つをご紹介しましたが、今後もシンガポールでの子育てについて、少しずつ綴っていけたらと思います。
▶︎ シンガポールにある「Mandai」エリア、動物園やバードパラダイスなどの比較記事はこちら
▶︎ Instagram では、カフェの情報をメインでご紹介しています。ときどき日常も。
▶︎ noteでは、写真と一緒に日常を綴っています。