シンガポール旅行の際、子ども連れでの外食を不安に感じている人もいるかもしれません。
「子どもが食べられるものはあるかな?」「ローカルなお店でも大丈夫かな?」など、気になりますよね。
シンガポールでは外食文化が発達しているので、子連れでの外食も気軽にできます。
ここでは、わが家の経験から“子連れでも安心して外食を楽しむコツ”をまとめました。
子連れで行きやすいお店の選び方

シンガポールには子連れで入りやすいお店がたくさんありますが、初めての方はどこを選べばいいか迷うこともありますよね。
ここでは、入りやすいお店の特徴や子どもが食べやすいメニューをご紹介します。
子連れで行きやすいお店の特徴
シンガポールでは、相当敷居の高いお店ではない限り、子連れで入れないお店はほとんどありません。
その上、多くのお店でベビーチェアやキッズ用のカトラリーなどが用意されています。
子連れでも過ごしやすいお店の選び方としては、
- ベビーチェアがある
- キッズメニューがある
- ベビーカーでも入れるくらい広い
- お店が静かすぎない
といった条件が揃っていると、子どもと一緒でも過ごしやすいはずです。
子どもも食べやすいメニュー
子連れで外食のお店を決めるとき、子どもが食べやすいメニューがあるかどうかは大事ですよね。
シンガポールで外食に行くときに子どもが食べやすいものの特徴は、こんな感じ。
- 辛くないもの
- 取り分けしやすいもの
- 少ない量から注文できるもの
- 子どもが好きそうなもの
フードコートやホーカーだといろいろな種類の食べ物の中から選ぶことができます。
家族で好みが違っても、それぞれの好きなものを選べるので安心です。

子どもが食べやすいメニューは
- チャーハン
- ローカルの麺類
- 点心(小籠包や餃子、肉まんなど)
- パスタ
- フライドポテト
- チキンナゲット
などなど。
レストランには、キッズメニューがあることも多く、ポテトやチキンナゲット、パスタなどだいたい子どもが好きそうなメニューが揃っています。
うちの子の場合、フードコートやホーカーでは、チャーハンや麺類によく助けられています。
最近は、ちょっとローカル感のある食べ物にもチャレンジするようになってきました。
▶︎ラオパサで子どもがよく注文するメニューはこちらの記事で紹介しています。
子連れ外食での持ち物
シンガポールで子連れ外食をするときに、あると便利なアイテムや、子どもが安心して食事できるような持ち物をご紹介します。
- 子ども用のカトラリー
- 食事用のスタイ
- おやつや飲み物
- ウェットティッシュ
レストランだと取り分け用のお皿やカトラリーは貸してくれるところが多いですが、フードコートやホーカーに子ども用のカトラリーを置いてあるのは見たことがない気がします。
フードコートやホーカーに行くとき、我が家では子ども用のカトラリーを持参しています。
子どもが飽きない工夫

長時間の外食は子どもにとって退屈になりがち。
ちょっとした工夫で食事の時間を楽しくするアイデアや、ホーカー・レストランでの気分転換の方法をまとめました。
- 席の選び方
ホーカーや屋台の見える席、料理している様子が見える席、景色の良い席を選ぶと、飽きずに過ごせるかも。 - デザートやドリンクで気分転換
食後にデザートを頼んだり、食事までの繋ぎでドリンクを頼んだりするのもいい気分転換に。 - 周辺の散策
お店の近くをお散歩できそうだったら、お散歩も楽しそう。 - おもちゃや絵本
おもちゃや絵本を持ち歩いておくと安心です。
子どものタイプによって、「何があれば飽きずに過ごせるか」は変わってきますよね。
動く方が良いのか、座ったまま遊べるものがあった方が良いのか、目で楽しめる景色が良いのか、など。
わたしは、「かおシールブック」シリーズがお気に入り。
ただシールを貼るだけではなく、目や鼻、口などのパーツを選んで顔を作っていくシールブック。
面白い顔になったり変な顔になったり、子どもならではの感性で顔を作る様子が興味深くて楽しいです。
子連れ外食で気をつけたいこと
子連れ外食において、座席や荷物の管理、食器の衛生、辛さやアレルギーへの対応など、気をつけたいポイントを整理しました。
- 座席の確保
座席を確保する際は、ティッシュや小さなポーチなどを置いておきましょう。
貴重品は必ず持ち歩いてください。 - 食器やテーブルの衛生面
特にホーカーではテーブルが汚れていることが多いです。
ウェットティッシュを持ち歩いて、テーブルを使う前に拭くと安心。 - 辛さやアレルギー対応
辛い料理が多いので、注文の際に辛さの確認をしておくのがおすすめ。
同じようにアレルギーの確認も。 - 時間帯・混雑対策
ピーク時間を避けたり、予約可能なお店を活用するのが◎
11時半〜13時半は混雑していることが多いので、少し早めか少し遅めを意識すると良いかも。 - 予約
事前にお店を予約できる場合は、予約しておいた方が安心です。
シンガポールならではの楽しみ方
せっかくシンガポールで外食するなら、ただ食事をするだけでなく「シンガポールならでは」の体験も楽しみたいですよね。
子どもと一緒だからこそ味わえる外食の魅力をご紹介します。
ホーカーでの調理シーンを一緒に見る

子どもと一緒にホーカーの中を歩きながら「どれが食べたい?」と選ぶのも楽しい時間ですよね。
小籠包を包んでいたり、チャーハンや麺類を炒めていたり、実際に調理している様子を子どもと見るのも貴重な経験。
日本ではなかなかできない、ローカルフードの文化を肌で感じることができます。
多国籍な食事&文化を楽しむ
シンガポールは多民族国家なので、フードコートやホーカーにはさまざまな種類のストール(屋台)が並んでいます。
ショッピングモール内のレストランでも、多国籍な食事を楽しめます。
中華、マレー、インド、洋食まで一度に揃うのはシンガポールならでは。
ひとつのフードコートやホーカーで「子どもはチャーハン、大人はラクサ」みたいに国をまたいで選べるのも面白そうです。
ローカルスイーツを味わう

食後や観光の休憩タイムで、ローカルスイーツを味わうのもシンガポールならではの楽しみ方。
- アイスカッチャン(かき氷)
- マンゴーサゴ
- カヤトースト
- ナインフレッシュ
など、シンガポールにはたくさんの種類のローカルスイーツがあります。
同じかき氷でも日本のものとは違うところも多いので、似ているところや違うところを見つけながら一緒に食べると楽しそう。
スイーツ好きの子どもは大喜びしてくれそうです
「シンガポールらしさ」にこだわらない楽しみ方も
旅行先では、旅行先でしか食べられないものや「らしさ」をつい求めてしまいがち。
でも子どもと一緒の旅行では、こだわりすぎない楽しみ方の方が合っていることもあります。
ローカルフードだけにこだわらず、
- シンガポールにある日系チェーン
- シンガポールのキッズ向けのカフェ
- シンガポールのファーストフード
といったお店を選ぶのもおすすめ。
日本にもあるお店だったとしても、メニューや味付けが少し違ったりするので、十分「シンガポールを楽しんだ」と言えます。
「これは味が一緒だね!」「ちょっとメニューが違う!シンガポール限定だ!」と子どもと話しながら食べるだけでも楽しい旅の思い出になりますよ。
さいごに
シンガポールは、子連れでも安心して外食しやすい国。
最初は「子どもが食べられるかな?」「ローカルのお店は大丈夫かな?」と不安に思うかもしれませんが、実際に出かけてみると意外と大丈夫!
子どもも新しい食体験を楽しめるはずです。
旅行中はもちろん、在住の方にとっても、家族での外食はシンガポールならではの魅力を感じられる時間。
ちょっとした準備や工夫を取り入れて、家族みんなで外食の時間を楽しんでみてくださいね。
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noteでは、写真と一緒にゆるっと日常を綴っています。


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